岩間山荘では、マタギの旦那が射止めた熊や猪などのジビエや女将が山に入りいただいた季節の山の幸を丁寧に料理してご提供しています。
そのために大切にしているのは、料理を見たときに心が弾み、食べれば顔がほころぶ用な食事であること。料理が出てきたときに「おっ」と驚いてもらえることをきっかけに会話が生まれれば、よりリラックスして食事を召し上がっていただけるからです。
その料理は、
山とつながっている
春には山に入れば、すぐ近くに山菜がいただけますし、秋には、キノコがいただけます。料理を前にしたときにもその風景を浮かべてもらえたらと思います。
山々との出会いをお楽しみ下さい。
生きていくために大切な食を、おとどけします。
ありがとうございます。
料理人 岩間山荘女将
岩間山荘に嫁ぎ、料理を担当。料理以外にも、ノルディックウォーキングのガイドや山の魅力を皆様にお伝えしております。
ジビエ 熊
甘みと旨みが強く、さらっとした油が特徴!滋養効果も高く、薬膳の材料としても用いられます。熊鍋は臭みがまったくなく、地酒にもよく合います。また、熊料理は他ではなかなか食べられません!このお料理は、代々猟師の家に語り継がれている料理で山々から命を頂き、人々が山と共にあった時代を現代に伝えてくれています。
ジビエ 猪
臭みがなく豚肉の様な味わいで、「滋養強壮の食材」ともいわれています。鍋やシチューなどでお出ししています。中でもしし鍋は、自家製の味噌を使った味噌出汁との相性が抜群!しし肉からにじみ出る出汁も最高の味付けです。柔らかい食感の肉は、噛めば噛むほど旨みが出てきます。
山菜
女将自ら採ってきた、自然が薫る山菜や野菜の数々。中でもぜんまいとうどは「山菜の王様」と地元の人が言うほど、特に太くてやわらかい極上のものが採れます。わらび・うど・みょうが・ぜんまいなど、豊富な種類の山菜の味や香りを大切にしてお出ししています。
くるみのあめ煮
殻を割り、身をほりだして煮る「あめ煮」。白山のくるみは「鬼ぐるみ」と呼ばれ、他の地域からもわざわざ買い付けに来る方もいるほどの美味しさです。くるみの味が濃く、旨みが強く、体に良いといわれています。他にもくるみと山菜の和物などの色々なクルミ料理があります。
固豆腐の刺し身
地元の豆腐屋さんが作る「固豆腐」。使う大豆の量が一般の豆腐の数倍もあり、もめん豆腐よりももっと固く、その独特な歯ごたえと濃縮な味わいが特徴です。水のきれいな白山だから仕上がるこの味を、ぜひ味わってみてください。
報恩講料理
岩間山荘では、報恩講料理のご注文も承っております。浄土真宗の開祖・親鸞上人の遺徳をしのび、感謝する仏事を「報恩講(ほんこさま)」といい、その際に出される精進料理が「報恩講料理」です。どこか懐かしく、食べる者を温かく包み、幸せな気持ちに導いてくれます。
※ご予約は11月のみ承ります。